朝から気分が悪いのは、栄養不足が原因?対策方法は

野菜

今の時代に「栄養不足」というと、驚かれる方もいるかもしれません。しかし、食べ物が不足していない現代でも、バランスの良い食生活を意識できていなければ、栄養失調症を発症することは充分にありえるのです。

実は日本国民の栄養状態は終戦直後よりも悪化している。特に、栄養不足が即切実な健康問題に直結する高齢者。その状況が深刻だとして、厚生労働省は今年、13年ぶりに健康づくりの指針を見直した。

出典:「クローズアップ現代 – NHK

上記は、主に高齢者が陥りがちな偏った食生活、「肉不足」を取り上げた NHKの番組から引用したものです。「肉は体に良くない」と考える高齢者の方は多く、必要な栄養量を摂取できていないのです。

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この話は少し極端だと思われるでしょうか?

高齢者の方に限らず、若い方や世代を超え、偏った食生活は進み、栄養不足の現代人は増えているのです。
あなたは最近、「妙に体が疲れやすい」「朝から気分が悪い」といった症状を感じることはありませんか?

朝から気分が悪いのは、栄養不足が原因?!

夜はしっかり眠っているのに、朝から疲れやすい。起きてすぐに気分の悪さや吐き気を感じる。このような人が増えているのです。
その原因はもしかすると、必要な栄養成分をしっかりと摂取できていないことにあるのかもしれません。

もし、あなたがこのことに心当たりがあるのなら、自身の食生活を少し振り返ってみてください。栄養バランスの良い食事というのは、意外と継続するのが難しいものです。
自分ではできていると考えていても、実はできていないという人がかなり多いのです。

  • できるだけ毎日、自炊できているか?
  • 肉、野菜、魚、果物、海藻、発酵食品、炭水化物など、バランスがとれているか?
  • 自分だけでレシピを考えて、偏っていないか?

始めにお話しした、「肉不足」のお年寄りの例ですが、お肉は体に悪いと考えている方は多いと思います。
しかし、全く食べなければどうなるのか。お肉には、ビタミンやたんぱく質、それに、目覚めの気分とも関係している「トリプトファン」という必須アミノ酸を豊富に含んでいます。

朝の目覚めの気分を作り出す、セロトニン

セロトニンを増やす

朝から、すっきりと目覚め、活動的に行動できている人の脳内では、「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質がしっかりと分泌されています。
先ほど紹介した「トリプトファン」は、セロトニンを作り出す材料となる物質です。セロトニンは、薬などで直接摂取することはできません。私たちの体内で合成される物質ですから、セロトニンの材料となる物質は、しっかりと食事から摂取する必要があります。

セロトニンが不足すると、うつ病やパニック障害といった、神経性の病気の原因となることも分かっています。
セロトニン不足は、なにも肉を食べなかったから起こると言いたいわけではありません。セロトニンの合成を助けるのは、トリプトファン以外にも、ビタミンB類や、炭水化物などがあげられます。
お肉以外にも、必要な食材があるということです。

栄養不足にならないためには

こうした話をすると、「では何を食べたら良いのか?」と聞かれる方もいると思います。確かに、セロトニンの分泌を助ける栄養成分はいくつかに限られます。
しかし、栄養不足の原因は、そもそも偏った食事にあります。あまり意識せずに、広く様々な食材から食べることが一番大切なのです。

セロトニン不足が強く疑われるという方の場合、セロトニンの材料となる栄養成分が豊富に含まれるサプリメントを活用してみることもおすすめです。

セロトニンの材料を摂取する、おすすめのサプリメント

また、最近では腸内環境を整えることも重要視されています。
腸は、必要な栄養成分を体内に吸収し、セロトニンの合成を助ける働きをしてくれるからです。
体内のセロトニンのほとんどは、腸に存在するということも分かっています。腸に負担をかけないようにすることが、そのまま私たちの健康へと繋がっているのです。

「腸の調子が悪い」原因はどこにある?

朝すっきり目覚めるためには、セロトニンが必要?

昔から、朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びるように言われているのには理由があるようです。
朝から太陽の光を浴びる事で、脳の中では「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質が放出されます。
セロトニンが放出されると、脳内神経が活性化され、朝からすっきりとした目覚め感や、心を穏やかに保ち、ストレスのない生活を送る事ができます。 「朝すっきり目覚めるためには、セロトニンが必要?」の続きを読む…

寝ても寝ても寝たりない、本当の理由 – セロトニン不足の兆候

寝ても寝ても寝たりない

平日、休日に関わらず、寝ても寝ても寝たりない、という症状に苦しんだ経験はないでしょうか。
周りから見れば「あの人はいつも寝てばかり、、」と、だらしない印象を与えてしまいかねません。しかし、本人にとっては、そのこと自体がとても苦痛だったりします。 「寝ても寝ても寝たりない、本当の理由 – セロトニン不足の兆候」の続きを読む…

寝ても疲れがとれない.. 原因はセロトニン不足?

睡眠リズム_セロトニン

現代人に多い、不眠症の悩み。
こんな症状に心当たりはありませんか??

  • 夜になっても自然に眠くならない。
  • 朝、すっきり起きる事ができない(疲れたり、気分が悪かったりする)。
  • 日中、身体がだるかったり、眠気に襲われたりする。

ここに挙げたのは、現代人に最近多いと言われる、不眠の症状です。同じような症状に悩む方は、年齢を問わず、とても多いようです。 「寝ても疲れがとれない.. 原因はセロトニン不足?」の続きを読む…

SSRI以外で、セロトニンを増やす方法はある?

SSRI_セロトニン_増やす

うつ病や不眠で悩む方にとっては、脳のセロトニンを増やす方法を、普段の生活の中で実践する事が、とても大切です。

セロトニンを増やすために、ついつい考えてしまうのが、心療内科や精神科で処方される、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などのお薬です。
SSRIは、セロトニン神経に作用する事で、一時的に脳内のセロトニン濃度を高くすることができます。 「SSRI以外で、セロトニンを増やす方法はある?」の続きを読む…