気力の低下と睡眠の関係 – 眠れなければ気力は落ちる

睡眠不足

睡眠が不足すると、なんだかイライラする。
イライラまではしなくても、やる気が出なかったり、気分がすぐれない、ということはあるのではないでしょうか。
きっと、誰でも経験済みだとは思いますが、睡眠が不足すると精神的に様々な問題が引き起こされます。

睡眠不足

睡眠不足は「気力」を低下させる

睡眠が、一体なんのためにあるのか?という疑問に対して、はっきりとした回答は今の科学の知識をもってしても、正確には解明されていません。
しかし、大方の見方では「脳の疲労を解消する」ということが、睡眠の果たす大きな役割だと考えて、間違いは無さそうです。
最近の研究では、脳に溜まった疲労物質を除去するのに、睡眠が非常に有効であるということも分かっています。

眠らない事で起きる、様々な問題

もし、あなたが毎日充実した日々を過ごしたいと本気で考えているのなら、睡眠をおざなりにしては絶対にいけません。
若い頃と、社会人になるくらいの年齢以降では、睡眠の質は大きく異なってきます。若い頃は多少寝なくても、短時間の睡眠ですぐに疲労が回復できたという人でも、20代を過ぎたあたりからは、事情がだいぶ異なってきた、という人は多いはずです。

これは、ごく自然なことなのです。年齢が若いほど、睡眠に必要なホルモン物質「メラトニン」の分泌量が高くなります。
一般的に、このホルモンの分泌量が多ければ、深い睡眠が得られるまでの時間が早くなると考えられています。若ければ若いほど、ホルモンの力も手伝って、短時間で質の良い睡眠を得ることができるというわけです。
そして、誰だって年齢を重ねれば、残念ながら睡眠に無理も効かなくなるのが現実なのです。

睡眠時間が短い夜が一晩だけなら、体の機能はほぼ正常レベルを保っている。調子が良いとは言えないが、他には何事もなく1日が過ぎるのが普通だ。睡眠時間が短い夜が二晩以上続くと、問題が顕在化しやすくなる。
もっともわかりやすい兆候はイライラと眠気が強くなることだ。
特に複雑な作業で効率が落ち始める。頭痛や胃症状、関節の痛みを訴えることが多くなる。

出典:「最高の睡眠が得られる方法」ローレンス・J・エプスタイン、スティーヴン・マードン

睡眠に関する研究は、世界各国で様々な方法で行われています。
睡眠時間が短くなると、思考力・集中力が低下し、感情が沈みがちになる(結果的に、気力が低下する)といった事は、どのような実験でも報告されていることです。
もちろん、精神面だけではなく、身体的にも様々な不調があらわれるということは、言うまでもありません。

とにかく、8時間の睡眠を確保すること

時計

私たち人間に必要な睡眠時間については、色々な見方があります。
人によって必要な睡眠時間はバラバラですが、ほとんどの人は、8時間程度の睡眠が必要だとされているのが、大方、今の医学の一般的な見方でしょう。
つまり、8時間以上の睡眠をとらなければ、気力も徐々に衰えていくというわけです。

しかし、この事実に反して先進国に住む人たちの睡眠時間は、徐々に減少しているのです。日本では、8時間どころか、6時間の睡眠をとることもままならない状況です。

日本人(東京)の睡眠時間は平均「5時間46分」。
ウェアラブルデバイスメーカーのジョウボーン社が、同社製品「UP」のユーザ数十万人から日々どのように活動し、睡眠を取るのかを追跡した結果、日本人の睡眠時間は世界で最も短いことが分かった。

出展:ニュースフィア

上述されているように、日本人の睡眠時間は世界一低い、という非常に残念(不名誉)な結果さえ報告されています。

あらためて強調するまでもありませんが、睡眠不足が短ければ、気力も体力も衰えてしまい、明るく健康的な生活を過ごすことができなくなってしまうのです。
それでも、私たちが睡眠時間を削り、テレビやスマートフォン、果ては仕事にまで時間を費やしてしまうのは、本当に不思議なことではないでしょうか?
もちろん、時に遅い時間まで遊んでみたり、充実した夜の時間を楽しむことも大切です。しかし、健康を著しく害してまでこのような事に時間を費やすのは、視点を変えれば本当に勿体ないことだと感じてしまいます。

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