体がだるい・疲れやすい原因は「神経」にあった?

イライラ

体がだるく、常に疲れやすい。寝ても疲れがとれない、やる気が出ない。

現代人には特に多い症状です。しかし、このような症状で病院に行ってみても、はっきりとした病名が出てこないというのは、よく聞く話です。様々な検査を繰り返し、結局は「疲れ」や「ストレス」という言葉で片付けられてしまう。

患者さんにしてみれば、本気で悩んでいる訳です。はっきりとした病名が分からないままでは、なんだか落ち着きませんし、不安も残ったままです。

疲れとだるさ

体がだるい・疲れやすい原因は神経にある?

あなたは、「自立神経失調症」という言葉を聞いたことがありますか?この病名(正式には病名ではないようですが)を聞いても、正直どういった病気なのかよく分からないという人の方が多いのではないでしょうか。

私自身、以前は不眠憂うつ感体のだるさ疲れ全身の凝りお腹の違和感などの症状に、長く悩まされていました。これは、まさに自立神経失調症の症状と一致します。しかし、病院では軽度のうつ病などと診断されます。
また、症状の深刻度は異なりますが、周りを見回してみると、そうした症状に悩んでいる人が多くいることに気づきます。

では、自立神経失調症とは一体なんなのか?このことを調べていると、このブログでも紹介している「セロトニン神経」と、深く繋がっていることが分かります。

自律神経失調症とセロトニン

自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っており、私たちの体の、頭からお尻の方まで通っています。全身に行き渡る神経系は、私たちのほとんどの臓器、器官の働きに影響を与えています。

例えば、全身の凝り。これは、血流や冠動脈の働きが関係しています。仕事や人間関係など、精神的に「ストレス」を感じていると、冠動脈が収縮し、皮膚や筋肉も収縮してしまいます。
これが長く続くと、全身の凝りや疲れ、だるさにも繋がっていきます。

筋肉の働き一つをとってみても、このように自立神経の働きが大きく関わっているのです。日を追うごとに酷くなる倦怠感や疲労感は、まさに自立神経失調症の特異的な症状です。
自立神経を管理しているのは、目の奥にある「視床下部」と呼ばれる場所にあります。視床下部は、感情や理性を司る大脳とも直接繋がっているのです。
全身の倦怠感や疲労感は、視床下部での自立神経のコントロールが、うまくできなくなったために生じるものです。

脳

なぜ、視床下部は自律神経のコントロールをうまくできなくなってしまうのでしょうか。そのひとつの原因と考えられているのが、神経伝達物質である「セロトニン」です。

セロトニン不足は、自律神経を狂わせる

あなたは、セロトニンという言葉を聞いたことがありますか?
セロトニンとは、脳の中で分泌される、神経伝達物質といわれるものです。簡単に説明すると、この物質が神経から神経へと行き来することで、脳内で情報が伝達されていくのです。セロトニンが正常に分泌されなければ、神経の間で情報がやりとりされません。
セロトニンの分泌が正常な人は、自律神経のバランスがしっかりと取れているのです。

セロトニンは、自律神経のバランスを整える働きがあります。覚醒とともに交感神経に働きかけて、血圧や呼吸を活発にするのです。
といっても、交感神経が緊張して活発になりすぎるわけではなく、適度な状態に上げるのです。

出典:「脳内セロトニン活性法 – 有田秀穂 著」

元来、セロトニンはうつ病や神経症の患者さんに不足していることが指摘されていました。抗うつ剤や精神安定剤には、セロトニンを化学的に増幅させる作用のものもあります。
しかし、そうした薬に頼るのではなく、生活の中で自然にセロトニンを増やす方法を実践することも本来は大切です。

そのような心掛けが、最後には体の疲れやだるさを根本的に解消することに繋がるからです。

セロトニンを増やすために、できること

自律神経失調症に長く悩んでいる方なら、生活習慣を改めることによって、症状の改善が見込めるということは、知識として知っている人も多いのではないでしょうか。
私自身、いくつか実践してみた結果、具体的には以下のようなことに継続して取り組むことが、一番効果的なのではないかと感じています。

  1. 朝は早く起床し、夜は早く眠る。
  2. 毎日最低でも20分以上は運動をする。
  3. バランスのとれた食事を心がける。
  4. 普段からストレスの解消を心がける。

いずれも、自律神経失調症についての書籍などを読むと、必ずと言っていいほど書かれていることばかりです。
セロトニンの分泌を促すにしても、結局は同じことなのです。毎朝しっかりと早起きを心がけ、夜は早く眠る。毎日運動をする。これだけでも、疲れやすい体質は大きく改善されることになります。

こう言っても、おそらくほとんどの方は「ただでさえ疲れているのに、早起きなんて無理」「毎日運動するなんて、考えられない」と思うのではないでしょうか。
私自身がそうでしたから、よく分かります。
しかし、適度な運動は、不思議なことに疲れどころか元気を与えてくれます。
早起きは、慣れるまでは辛いです。しかし、これができると、夜は早く眠れるようになり、心は自然と安定してきます。

セロトニンや自律神経という話は置いておいたとしても、早起きと運動は疲れにくい体を作る上では、絶対に必要なことなのです。

セロトニンを増やす運動

神経を鍛えることが、元気への近道

誰だって、なるべく楽をして健康を手に入れたいと思うはずです。しかし、実際には地道に生活習慣を改善していくことこそが、健康を手にいれる近道です。
年をとっていても、疲れにくい、元気な生活をしている人を1人、想像してみてください。

そうした人は、ほとんどの場合、上記に挙げた4つのことを、自然に実行できているはずです。

ただし、いきなり全部やろうとはしないでください。まずは1つづつ、できることから始めて慣れていくことが大切です。

休日になると起きれない – だるい・無気力は病気?

休日_起きれない

平日の朝は起きれるけれど、休日の朝になると、途端に起きられなくなるという方は多いのではないでしょうか。
私自身、仕事のある平日の日の朝は、なんとか起きることができるのですが、休みの日になった途端、ついつい寝すぎてしまう癖があります。。

休日_起きれない

せっかく早く目が覚めても、布団から起き上がろうとした途端に、無性に体がだるく感じてしまい「ダメだ、起きれない、、」となるのです。

そんな風にして、気がつくとお昼前。ひどい時は13時、14時頃まで眠っていることもあります。せっかくの休日なのに、時間を無駄にしたと考えると、本当に気持ちが落ち込みます。

それから、起きても体がもの凄くだるくて、とても何かをしようという気にはなれません。だいたい酷い頭痛に悩まされています。
「本当はもっと充実した過ごし方をしたいのに..」と思っても、動くことさえままならない事があります。

寝過ぎ_後悔

そんな風にしていると、夜が訪れ、気がついたらまた月曜日が始まる、、。
本当に歯がゆいですし、勿体ないなと毎回後悔してしまいます。

あなたにも同じような経験はありませんか?

休日になると起きれない原因とは、一体?

そんな事が続いていて、なんとかしなければいけない!と思い立ち、いろいろと調べてみました。
しかし、インターネットで調べてみても、明確な答えは見つからず、うつ病や自律神経のたぐいでは?という答えしか見つかりません。

そこで、この症状について、もう少し深堀りして調べてみました。

起きようとしていないのが起きられない原因?

睡眠についての書籍を読んでいると、とても面白いデータが見つかりました。
それは、「コルチゾール」と呼ばれるホルモン物質の分泌と、目覚めとの関係についてです。

..なんだか難しそうな話になってしまいそうですが、なるべく分かりやすく、簡単に説明します。

まずは、実際に行われた、不思議な実験データを紹介します。
被験者を集め、その人達に、「明日は必ず午前6時に起きてください」ということを伝えます。
そして、その人たちには目覚まし時計やアラームなど、起こしてもらうための一切の道具は与えられません。

その結果はどうなるかというと、、

なんと、不思議な事に午前6時の少し前に、自然と目が覚めてしまうのです。人間って本当に不思議な生き物です。

時計

このことから分かる事は、次の2点です。

  • 人間は、体内時計を正確に読み取っている。
  • 起きようという強い動機があると、脳は自然とその準備をしてくれる。

しかし、一体どのようにして私たちの脳は、自然なアラーム(脳の目覚まし時計)を鳴らしているんでしょうか??その答えが、先ほどチラッとお話しした、「コルチゾール」です。

ストレスホルモン「コルチゾール」が目覚めをシャキッ!

コルチゾールというのは、実はストレスホルモンと呼ばれる物質です。過剰なストレスによって発生するこのコルチゾールは、血圧や血糖を上げるため、あまり良いイメージを持っている方はいないかもしれませんね。

しかし、コルチゾールが人の体に悪影響を与えるのは、あくまで過剰に分泌された時に限ります。むしろ、適度なコルチゾールの分泌は、脳に緊張感を与え、目覚めを良くするのです。

話を元に戻すと、「明日は朝の6時に起きる!」という意識が芽生えると、脳内では不思議な現象が起こります。。
それは、なんと朝の6時に向けて、コルチゾールが徐々に増加していくのです。これは、先にあげた被験者の実験でも、明らかにされた事実です。

朝の時間

「起きられない」「体がだるい」の対処法

本題に戻りますが、「休日の朝になると起きられない」「体がだるい」というのは、実はコルチゾールが分泌されていないことが関係している場合があります。
脳が目覚めていない状態で無理に起きようとしても、自律神経は「お休み中」の状態のままです。
身体の体温や呼吸、胃や腸の働きさえも、就寝に最適な状態のままなのです。

体温が下がっていると、筋肉は俊敏には動けませんよね。脈拍、呼吸も同様です。胃や腸は機能をセーブしている状態なので、食べ物を取り込みたいとは思えないはずです。食欲が湧かなかったり、なんだか胃や腸の調子がおかしいと感じるのも無理はありません。

脳が覚醒していない状態ですから、当然、神経伝達物質(セロトニン)の分泌も不足しています。感情的に憂うつ感やイライラを感じるもの無理はありません。

ストレス

平日の朝も毎日憂うつで、上記のような状態が毎日続いているというのなら、慢性的に神経伝達物質(セロトニン)が不足しているという事になるので、うつ病不安神経症が疑われます。

しかし、もしあなたが、「平日はちゃんと起きれているのに、、」という状態なら、改善の余地はまだあります。

休日は「絶対に起きないといけない」状況を作る

試しに、休日はあの実験と同じような状況を作ってみてください。

つまり、日曜日は朝の6時に起きなければいけないのなら、「その時間に絶対に起きなければいけない状況を作る」ということです。
例えば、朝から習い事をするのも良いでしょう。朝から外で体を動かす運動は、脳の覚醒度を高めます。どうせ習い事をするのなら、体を動かすものがおすすめです。

朝の運動

習い事はお金もかかりますし、行かなければいけない気がする、習慣になる、という点でもぴったりです。休日の朝は早起きするもの、という習慣がつけばしめたものですよね。

..そんな無駄遣いはできない!

という方は、上司を誘って運動に出かけましょう。
会社の上司を誘った手前、自分が行かないわけにはいけませんし、ストレスホルモン(コルチゾール)もしっかり分泌されるはずです。

→ 休日の朝もスッキリと目覚める!おすすめサプリメント

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