あなたが疲れやすい原因は、セロトニン不足?対策方法は

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「私は疲れやすい体質で、、」という人によく出会います。

私も、以前は自分で自分のことを「疲れやすい」と言っていましたが、今ではあえてそのように言わないように気をつけています。
「病は気から」とはよく言ったもので、自分で疲れやすいなどと言って回っていると、本当にそんな体質が固定されてしまいます。

それはさておき、私が疲れやすい体質を卒業した1つの方法についてご説明したいと思います。

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疲れやすい原因に、セロトニン不足?

体が疲れやすかった時期、私には2つの悩み事がありました。

  1. 慢性的に不眠が続いていた。
  2. ストレスを感じやすい生活だった。

あなたにも心当たりはないでしょうか。

不眠症はおそらく、ストレスに原因があったのかもしれません。
当時は全く知りませんでしたが、この2つの症状は、人間の脳のある場所に、直接的に悪影響を及ぼします。

ご存知でしょうか?

そのある場所というのは、自律神経と呼ばれる場所です。
自律神経は、常に私たちの体の各器官を調整している神経系です。あなたの呼吸のリズム、血圧、心拍、瞳孔や胃腸の運動など、ほとんど全てと言っても過言ではありません。

不眠やストレスは、ただそれだけでも自律神経の働きを狂わせます。
原因は分からないけれど、しっかり眠って朝起きても、疲れがとれない。これは、自律神経の切り替えがうまく作動していない可能性が高いのです。

セロトニンを意識した生活を取り戻す

自律神経を正常な状態に維持するためには、脳内物質であるセロトニンが必要不可欠です。セロトニンとは一体なんなのか、よく分からないという方の為に、少しだけ説明します。

セロトニンは、脳の縫線核と呼ばれる場所にある神経から分泌されます。

縫線核

セロトニンは、神経伝達物質と呼ばれる物質で、脳内の様々な神経系に影響を及ぼします。
その影響は広範囲にわたり、感情を適度に抑制したり、日中の脳の覚醒を促す効果や、夜の睡眠を促す効果なども含まれています。そして、セロトニンは自律神経を正常に保つ働きもしてくれます。

セロトニンが分泌されることで、気分は適度に穏やかさを保ち、自律神経は正常にコントロールされるのです。

疲れやすいなら、セロトニンの分泌を工夫すること

私自身、疲れやすいことをいくら病院で訴えても取り合ってもらえず、一体何が悪いのだろうか?と、不思議に思ったものです。
その後、不眠の解消に取り組む過程で、セロトニンを増やすということを全力で取り組み始めると、不思議と疲れやすい体質も改善され始めたのです。

ただし、セロトニンは薬などで直接取り込めるものではありません。
分かりやすく言うなら、生活習慣や食生活などを徹底して見直すことが、最も必要なことです。

あなたが今、疲れやすい体質で悩んでいるのなら、セロトニンの分泌を促すために、次のようなことに取り組んでみてください。

  1. 規則正しい就寝と起床の時間(早寝早起き)を毎日守ること。
  2. 毎日、最低でも20分〜30分の運動を心がけること。
  3. 肉類、大豆食品、乳製品を含む、バランスの取れた食事を心がけること。
  4. ストレスを極力感じない生活を心がけること。

こうして書いてみると、なんだか難しいことのように感じるかもしれません。
特に、毎日運動をするという方法は、セロトニンを分泌させ、ストレスを解消する最も効果的な方法です。

例えば、1日30分は少し汗を掻く程度のウォーキングをする。これだけでも、疲れやすい体質はある程度変えることができます。

くどいようですが、実際に毎日やってみれば分かることですが、こうした習慣は、体質を変えられる方法なのです。
最低でも1ヶ月以上は継続して、自分で効果を実感してみてください。自身の努力によって、ある程度は体質を変えられるのです。
このことが実感として分かってくると、疲れやすい体質だけでなく、不眠やストレスさえも、自身である程度改善することができるようになります。

最近では、セロトニンの材料となる成分や、体のだるさを改善するための、体質を変えるサプリメントも販売されています。

疲れやすい・眠れないを根本的に変えるサプリメント

病院や薬に頼るのではなく、自分の努力によって、体質は変えることができる。この事は、是非知っておいて頂きたいのです。

セロトニンの摂取方法 – 簡単には増やせないけれど..

セロトニンとは

不眠の解消、イライラやうつ病。セロトニンが不足することで、様々な問題が引き起こされるということは、最近では多くの人が理解しているようです。

しかし、セロトニンを増やすために具体的に何をすれば良いのか?その方法を正しく理解している人は、とても少ないように感じます。

セロトニンとは

セロトニンにまつわる様々な「噂」

巷の噂の中には、本当かどうか分からないような話が、多数存在ます。

  • 「カレーを食べるとセロトニンがドバドバ出る」
  • 「恋愛をすればセロトニンが増える」
  • 「肉や魚を食べるとセロトニンが生成される」

いずれも、そんなに単純な話ではない、と言わざるを得ません。特定の行動や物質によって、セロトニンが増えるとは考えられないからです。

まず、セロトニンは食べ物や特定のサプリメントなどで摂取することはできません。この「脳内物質」は、私たち自身の体内で「合成」つまり、作り出される物質だからです。

セロトニンの具体的な摂取方法とは?

体内で作り出される物質である限り、簡単に摂取できるような物ではないということです。唯一考えられるとすれば、抗うつ剤や、抗不安剤として処方される「SSRI」とという処方薬が該当します。

しかし、これも正確に言えばセロトニンを直接摂取しているわけではありません。この薬は、中枢神経に作用することによって、化学的にセロトニンを分泌させているのです。

結論を言えば、セロトニンの手軽な「摂取方法」は存在しないということです。

どうすれば、もっと分泌できるのか?

不眠症や不安、うつ傾向に悩んでいる人の言いたいことはよく分かります。

「どうすればセロトニンの分泌を増やすことができるか?」

それが知りたいのだと思います。
残念ながら、これまで説明したように、手軽な方法はありません。サプリメントで直接取り込むことができれば良いのですが、それはできません。

一般的に言われているように、セロトニンの直接の材料となる「トリプトファン」などをサプリメントで摂取することは、確かに効果的です。

セロトニンの材料となるサプリメントってどんなもの?

ただ、これについてもトリプトファンだけ摂取していれば良いのかというと、それは違います。
その他の栄養素、例えばビタミンB6,B12なども、セロトニンを合成する際に必要となる栄養素です。

  • 「これだけやっておけばいい」
  • 「これさえ食べていればいい」

という単純な方法はありません。セロトニンを増やす為に良いとされる、「正しい方法」は全て実践することがオススメです。

セロトニンを増やすためにやっておくと良いこと

セロトニンを増やす

あなたが、セロトニン不足、不眠やうつ病に悩んでいるとして、本当にそのことを改善したいのなら、以下の方法に取り組んでみることをオススメします。
どれも、セロトニンを増やすための方法として、専門書などには必ず書かれている方法です。

  • 早寝早起き、規則正しい生活を習慣にすること。
  • 朝はなるべく太陽の光を浴び、外出すること。
  • 1日30分程度の運動を心がけること。
  • ストレスを溜め込まないような生活を心がける。
  • トリプトファンの含まれる食材を取り入れる。
  • 最低でも3ヶ月はこうした習慣を続けること。

いずれも、単純なことのように思われるかもしれませんが、セロトニンを分泌させる。または分泌を助けるための、確かな方法としての根拠が示されています。

単純な方法でも、3ヶ月続けるとなると、話が変わってきます。
私自身が実践して感じたことは、毎日続けることで身体的な変化(寝つきがよくなるなど)が訪れるのは勿論ですが、心理的にも自身がつき、前向きで健全な気分が維持できるようになれるということです。

眠りの途中で目が覚める人に足りない「脳内物質」とは..

眠りの途中で目が覚める

眠りの浅い人は、多くの場合、共通して脳内のある物質が不足しているという事が分かっています。
このブログでは、何度も紹介していますが、セロトニンと呼ばれる脳内物質が不足することによって、不眠の症状を引き起こしたり、不眠が慢性化する事があるのです。 「眠りの途中で目が覚める人に足りない「脳内物質」とは..」の続きを読む…

体内にセロトニンを取り入れる、効果的な方法

穏やか

セロトニンは、1950年代に発見された、脳内の神経伝達物質です。
多くの精神医学博士や研究者によって、セロトニンが「心」と「体」に良い影響を与える事が認められています。

近年メディアでも良く言われているような、「幸福感」を得たり、浮き沈みの少ない「穏やかな心」を維持する為にも、セロトニンは欠かせない物質です。
また、朝のすっきりした目覚め感や、ぐっすり眠るためにもセロトニンは非常に重要な役割を果たします。 「体内にセロトニンを取り入れる、効果的な方法」の続きを読む…

セロトニンの効果を最大限引き出す、ビタミンB6の作用

穏やか

セロトニンを作り出す為には、ビタミンB6が必要不可欠です。
運動や、朝日を浴びる事、人と触れ合う事など、様々な方法がセロトニンを増やす為に効果的と言われています。

しかし、これらの方法を試してみたけれど、いまいち効果を実感できない。
セロトニンの材料となる、トリプトファンを含む食材や、サプリメントを使用してみたけれど、何も変化を感じない。

そうした方に気をつけて欲しいのが、ビタミンB6の不足です。 「セロトニンの効果を最大限引き出す、ビタミンB6の作用」の続きを読む…