社会人になると、人間関係や職場のちょっとしたストレスが、毎日積み重なっていきます。最初は気にしないようにしていても、時間が経つにつれてイライラや不安な感情はどんどん強くなるばかり..
日中のイライラが、家に帰る頃に消えてくれれば良いのですが、強いストレスは、時にあなたの睡眠を邪魔する事があります。
イライラして眠れない!もうこんな時間..
布団に入った途端に、考えたくもないのに、その日にあった事を思い出してしまう。
これは、質の良い眠りを妨げてしまう大きな要因となります。
その日にあった嫌な事、上司に言われた腹が立つ事。または、彼氏や彼女の些細な一言を思い出しては、布団の中で眉間に皺を寄せてしまう..
イライラして眠れない理由は、これだけではありません。
実は、意外と多いのが「自分にイライラしてしまう」ことです。失敗を悔やんだり、「なぜあの時こうしておかなかったのか..」「なんであんな事言ってしまったのだろう..」そんな風に考えだす事は、1番よくない事です。
不眠症の理由で意外と多いのが「寝る前の考え事」です。あなたにも心当たりはありませんか?
その日のストレスはその日のうちに
布団の中で考え事をすることは、質の良い睡眠の妨げになるので、絶対にやめましょう。睡眠の直前にイライラしてしまっては、自律神経が高ぶってしまい、浅い睡眠が持続します。もちろん、そんな状態では次の日に疲れが残ってしまいます。
これでは、次の日ももっとイライラした一日を送る事になってしまい、悪循環です。
大切な事は、その日に溜め込んだストレスは、その日に発散する事です。「分かっているけど難しい..」という方も多い事でしょう。
そんな時に実践して欲しいのが、仕事帰り、またはその日のうちに、身体を動かす時間を必ず設ける事です。
よくドラマで見るような、仕事帰りのバッティングセンターでも良いでしょう。それでなくても、30分程度のウォーキングや軽いランニング、サイクリングでも良いです。
おすすめは、会員制のスポーツクラブです。お金を払っているからには、「もったいない」という気持ちから、仕事帰りでも寄ってみたくなるのではないでしょうか。
そんな時間はない!という方は、家の中でできるストレッチなどがおすすめです。
身体の筋肉をほぐし、少しの汗を掻くだけでも、その日のストレスがだいぶ軽減されるという事が実感できるでしょう。
寝る前はストレスフリー(リラックス状態)で
睡眠を妨げる、大きな要因はストレスです。
そして、運動不足はストレスを加速させます。
可能な限り毎日運動を心掛ける事が大切です。少なくとも、布団に入る2時間前には頭の中のイライラを取り除き、リラックスしてから布団に入る事を心掛けましょう。
寝室にアロマを炊いたり、音楽をかけながら寝る事も、リラックス効果を保つ為にはおすすめです。