せっかく布団に入っても、なかなか寝つけず、布団の中でグズグズしてしまうという方には、荒治療で睡眠の質を上げる方法が有効かもしれません。
その荒治療とは。。
ずばり、思い切って就寝時間をいつもより送らせてしまうことです。
人は、布団に入ってもなかなか眠らないでいると「寝室やベッドでは中々寝つけない」という思い込みが、頭の中に根付いてしまいます。
また、ベッドの中に居る時間が短い方が、その分質の良い睡眠を取る事ができるようになるのです。
眠れないのに、布団の中に入っているという事は、睡眠の質を悪くしてしまい、結果的に長期的な不眠の原因となってしまうのです。
布団の中の無駄な時間を、排除する
睡眠の質を上げる、荒治療の具体的な方法です。
とてもシンプルな方法です。
まず、布団に入っても30分間は眠れないでいる、という方は、思い切って30分間遅れて布団に入るようにします。
その分、布団に入ってから眠りに着くまでの時間が短くなるはずです。
最初は慣れずに、中々すぐには眠れない。
朝起きた時に寝不足感がある。すっきり起きられない。
という日が2〜3日続くかもしれません。
しかし、我慢して数日続けて慣れてくると、布団に入るとすぐに眠れるようになります。短い睡眠で、熟睡度も高まるはずですので、睡眠の質も上がり、目覚めもスッキリしているはずです。
同様に、朝起きて布団から出るまでに、30分ほどグズグズしてしまう。
目が覚めてもなんとなく布団の中でダラダラ過ごしてしまうという場合は、その30分の時間も削って(その分遅れて)布団に入るようにします。
いずれの場合も、大切なことは、朝起きる時間を変えないようにすることです。
遅れて眠りに着いたから、次の日はその分遅く起きる、という事では効果が全く得られません。
最初は慣れなくても、徐々に時間を調整しながら、朝起きる時間は変えずに就寝時間をずらしていきましょう。こうすることで、睡眠の質が、短くても大きく向上します。
朝の起床時間を、一定に保つ
朝の起床時刻を一定に保つという事は、脳の「目覚め」や「覚醒」を促す神経伝達物質である、セロトニンの分泌を促す為にも効果的です。
セロトニンは、朝の光を浴びてから脳の中で分泌され始める物質です。
人の身体は面白い事に、セロトニンが分泌されてから、14〜16時間後に、睡眠を促す睡眠ホルモン「メラトニン」が自動的に分泌され始めます。
セロトニンが毎日決まった時間に分泌される事で、睡眠のリズムも整い、夜に眠気を感じる時刻も一定に保たれるようになるのです。
最近では、セロトニンの材料となる必須アミノ酸、トリプトファンを効率的に摂取する為の、サプリメントも販売されています。
日本製で安全性の高いサプリメントを以下にまとめていますので、参考にされてみてください。