不眠症やうつ病など、深刻な問題を引き起こすと考えられているのが、脳内物質「セロトニン」が不足する事です。この「セロトニン」を分泌させる神経「セロトニン神経」は、太陽の光を浴びる事で活性化されます。
しかし、この事を意識せずに、昼夜逆転の生活を送っていると、セロトニン神経は間違いなく、弱っていくそうです。
不眠症の原因、昼夜逆転の生活の問題
起きてすぐに、太陽の代わりに強い光の照明などを浴びれば、効果があるかと思っている方もいるかもしれません。
しかし、太陽光(朝日)と照明では光の性質が全く異なるそうです。うつ病や睡眠障害の治療に使用する、特殊な照明(高照度光療法)を除いては、いくら照明の光を浴びても、セロトニン神経の活性化には、ほとんど意味がないのです。
人間は、昼夜逆転に慣れていない
最近では、昼夜逆転の生活には都合の良い環境が整っています。
地方に住んでいても、深夜までコンビニは営業しています。光々と灯りを点す、24時間営業のお店も沢山ありますし、朝起きなくても、快適な生活ができるような気がしてしまいます。
ところが、人間は長い歴史の中でも、朝の光と共に活動を始め、暗くなったら眠る、という生活を長い間繰り返してきました。
今になってこの生活を崩し、昼夜逆転の生活に脳を慣れさせようとしても、元々脳はそのようには作られていないのです。
子供の脳に強く影響する、セロトニン
特に子供の脳では、心身への悪影響が顕著と考えられているそうですので、注意が必要です。
太陽の光で活性化されるはずのセロトニン神経。セロトニン神経の弱体化は、想像以上に、とても深刻です。不眠症だけではなく、うつ病や、パニック障害など、心の病の原因には、ほとんどと言っていい程、セロトニン神経の弱体化が影響しています。
もちろん、大人の場合でも、根本的には変わりません。昼夜逆転の生活を正し、朝早く起きて、日中しっかりと活動する。
健康的な生活には、この事が絶対に欠かせません。
最近では、セロトニンの材料となる必須アミノ酸、トリプトファンを効率的に摂取する為の、サプリメントも販売されています。
日本製で安全性の高いサプリメントを以下にまとめていますので、参考にされてみてください。